『Sales strategy Research support』地域情報管理機能追加について!?

 今回は弊社開発ソフト「Sales strategy Research support」に地域情報管理機能を追加致しましたので当ブログにてご報告いたします。 このソフトは現在まで「店舗販売戦略」「重点強化目標・課題」「エリア・マーケティング戦略立案」を行いながら店舗運営の意思決定支援を目的として現在も改良を加え開発を進めており、現在株式会社vector様に出品中、皆様のおかげでダウンロード数も順調に伸ばしております。
screenshot.2
まず簡単にソフトウェアの説明をさせて頂きます。店舗を効率よく運営しながら順調に売上を伸ばすためには様々な課題が存在します。例えば競合他社との価格のせめぎ合い、店舗間の集客戦略、環境、店舗立地条件、品揃え、製品プロモーションで思うような結果が出せなかったなどが考えられますが、主な要因としては問題点が可視化されていないこと、環境分析・戦略立案・仮説・実施内容が予想と異なってしまったことが考えられます。

このソフトウェアではアンケート形式で「店舗戦略立案支援」「重点強化目標決定支援」「エリア・マーケティング戦略立案」の3つの側面からアンケートに沿って店舗運営の問題点を洗い出し、問題点と課題を明確化して改善案を検討しながら最終的に戦略立案シートを作成する手法で運営改善につなげ店舗戦略立案支援を行う仕様となっています。複数の店舗で比較検討を行いながら戦略立案をする際にはプロジェトクを登録してそのプロジェクトでデータ作成及び収集を行い最終的に各々の店舗の戦略を立案します。

さて今回のアップロードでは前回記載した通り地域情報データ収集の箇所を追加し、企業環境分析につなげる機能を追加いたしましたのでご報告いたします。データ収集では「社会・経済・生活環境に関するデータ」「気候・地理・風土特性に関するデータ」「生活文化特性に関するデータ」「流通特性に関するデータ」「商品の市場特性に関するデータ」「競争市場に関するデータ」「自社に関するデータ」の7側面と直接的競合企業及び間接的競合企業データを収集して分析シートで出力しています。

screenshot.3

前回からの機能変更としては今までは地域情報面ではデータシート出力のみであったものをユーザーインターフェースを追加して入力を可能としソフトウェア内部でデータをデータベース化しております。この改良に関しては正直エクセルシートのみの出力でも良いのかなと考えておりましたが、今後の企業環境分析の機能追加を視野に入れソフト内でデータベース化を行い分析に繋げたかった為あえて改良に踏み切りソフトウェア内部にデータセットを組み込み、データ表示・編集・出力を可能にしております。データベースにはデータセットとXMLをデータベースとして活用してデータ取得はリンクでの取得をして出力表示をしています。

データの7つのカテゴリは前回のデータ定義の箇所で説明させていただきましたので割愛させていただきますが、追加した直接的競合、間接的競合企業分析面では自社製品と同じカテゴリに属する直接的競合となるメーカーの他社競合分析に加え間接的競合となるメーカー、例えば車メーカーとバイクメーカーといった直接的な競合他社ではなくてもその製品カテゴリが伸びることで自社製品カテゴリに影響を与える競合他社メーカーの他社企業分析も取り入れてデータ収集を行うように致しました。

正直労力のかかる作業でありこの改良には2週間程度の期間を要しましたが、ユーザーにとって当ソフトウェアを有効に活用するための新たなセールスポイントとなる機能になったと感じております。

今後はこの収集したデータを分析シートで出力して更に前回の3C分析手法を取り入れ更なるソフトウェア機能向上と明確な店舗運営の手立てとなる分析結果の出力を目指して改良を進めていきたいと思っております。このソフトウェアについては試用期間を設けておりますので弊社ホームページよりダウンロードしてお試し頂きご意見、ご感想を頂けましたら幸いです。

ソーシャル・インフォナレッジ開発ソフトウェア『Sales strategy Research support』はこちら↓
http://social-infoknowledge.com/