起業家とは!?

 本日は起業家たる要因について書いていこうと思います。といっても私自身は成功にはほど遠く様々な面で試行錯誤の毎日です。そういった葛藤も含めて起業家精神や意識を再認識する上で書いていきたいと思います。020

 まずは起業家とはなんでしょうか。それは革新の技術と知識をもって起業家精神(アントレプレナーシップ)をもって新規事業に取り組み価値を創造し社会に送り出すことに成功した方が起業家であると私は認識しています。

 では次に新規事業における要因とはなんでしょうか。最近起業家育成に関する本で感銘を受けた箇所があり、事業成功には9つのFが要因となっていると記述がありました。9つのFとは次の要素の英語頭文字をとって9つのFとされています。

(1)創業者(Founders)
  才能ある起業家であり続けること。
(2)焦点を絞り込む(Foucused)
  起業家精神旺盛な企業はニッチ・マーケットにターゲットを
  絞り専門分野に特化する。
(3)迅速(Fast)
  意思決定を迅速に行い実行すること。
(4)柔軟(Flexible)
  自由な発想と変化し続ける社会に柔軟に対応するよう
  変化すること。
(5)刷新・改善へのたゆみない努力(Forever innovating)
  革新への努力をたえず行うこと。
(6)階層のない組織(Flat)
  最小限の経営組織で最大の利益を求めること。
(7)倹約(Frugal)
  経費を抑えつつ生産性を高める意識をもつこと。
(8)親しみやすさ(Friendly)
  顧客・業者・社員に対して親しみと好意的な意識と
  態度を持ち続けること。
(9)楽しさ(Fun)
  楽しませる意識を持ち続けること。

 覚えやすく起業家たる要素として非常に明確ですよね。私自身、起業家の定義を再認識したとともに意識づけをしようと思った内容です。その他起業家として成功の要因となるのは明確なロールモデル(成功をおさめた目標とする人物)があること。これは起業家ではなくともビジネス成功、組織で成功をおさめるには重要な要因であると私は考えています。

 更に外部環境であり重要な資金を集める手段としての方法があることは起業家成功にとって欠かせない要因であると考えています。その為にはその企業が投資家にとって魅力ある企業であり続けることが重要です。

 では魅力ある企業とはどのような企業でしょうか。
私は次の要素を持つ企業であると考えています。

  1. 革新のあるサービス・製品を持っており社会に送り続けていること。
  2. ポテンシャルファーム、ファウンデーションファームであること。
  3. マーケットに参入機会があり絶えず期待に応える企業であること。

 一点目の革新のある製品・サービスを社会に送り出すということは消費者の購入意欲を促し最終的には経済成長に繋がります。
 二点目については資本出資が期待できる投資家やエンゼルと呼ばれる方々から見て魅力ある企業になっているかということでキャピタルゲインの可能性あるポテンシャルファームであること、十分な報酬を支払うことのできるファウンデーション・ファームであることを要素としてあげました。もちろん株式投資における種類株式の発行など投資をしやすい環境を整えていればなお投資家として魅力ある企業であることと言えるでしょう。
 三点目は参入するマーケットに魅力があり参入障壁が少なくマーケットに参加することができる、参加できる資力がある、更にマーケットポジションで良好なポジションを得ることができるかどうかという点は投資家が出資を行う上で重要な要素であると言えると思います。

 現在の私はまだまだその段階には至らず事業計画の立案とマーケット選択と参入を検討している段階ではありますが、意識だけは継続して保ち続け上記の点を踏まえアントレプレナーシップを持って事業育成に取り組んでいこうかと考えています。
 起業家と呼ばれるには非常に難しいことではあります。まずはそのロールに少しずつでも近づく意識を持つこと、そして期待に応えられる企業を目指すことが成功への第一歩だと私は考えています。

ビジネスモデルについて

 最近は事業成功に向けてビジネスモデルについて考えることが多くビジネスモデル関連の本を読むことが多く今回はそれに関して記述していきたいと思います。

019 最近、読んだ本で非常に面白いビジネスモデルがありました。下着メーカーのトリンプのビジネスモデルです。
 例えば女性がトリンプのオンラインショップでほしい下着があったとします。それを気になる異性におねだりメールを送り承認されると支払いは男性側、商品は女性側に送られるといったビジネスモデルです。これは男の妄想や下心をくすぐり商品購入に至らせるという男性側からすれば足元を見られているようななんとも言えないビジネスですね。
 欧米では男性が女性に下着を送る風習があるとかでどうしても男性が下着売り場に行きづらいことからこのようなビジネスモデルが確立したようです。カップルであれば軽い心理戦のような展開になるのでしょうが、面白いビジネスだなと思いながらこの記事を読んでいました。ぜひ活用してカップル成立の一つの機会にしてほしいものです。これは価値提案は女性へのアプローチ手段・好感度を高めること利益構造商品の売上上昇といったシンプルなビジネスモデルではありますが、婚活サイトなどと提携して更に売上上昇・シェア拡大が図れるのではないかなと思いました。

 その他、個人的に気になっているのはアマゾンのKDPサービスを活用したkindle電子書籍の自費出版などの代理業務をモデル化してみると面白いかなと思い注目してはおります。小説家を目指される方、同人出版をされていた方などには非常に興味深いサービスなのではないでしょうか。機会があればぜひ試行してみたいものです。

 さてビジネスモデルを考えるにあたって考えなければいけない構造として次の要素項目があります。図の左側は価値創造の要素項目右側は利益獲得・シェア拡大の要素項目としてそれぞれ項目に箇条書きでもよいので埋めていってモデル化をしていきます。

『ビジネスモデル構造』

  1. パートナー関係:ビジネスを実現する際のパートナー・提携業者
  2. 宣伝・マーケティング方法:製品・サービスPR手段・宣伝方法
  3. ビジネス達成への活動:ビジネス構造
  4. リソース:ビジネスリソース
  5. 価値創造:そのビジネスから創造される価値、付加価値
  6. 顧客との関係:顧客との関係性
  7. チャネル:流通チャネル・顧客獲得手段
  8. ターゲット顧客:ターゲット顧客層
  9. コスト構造:ビジネス実現のためのコスト構造
  10. 収入フロー:利益獲得方法、利益獲得フロー

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 私自身ビジネスのモデル化には常日ごろから意識して企業活動に取り組んでいきたいと考えています。
頑張っていきましょう。