最近は事業成功に向けてビジネスモデルについて考えることが多くビジネスモデル関連の本を読むことが多く今回はそれに関して記述していきたいと思います。
最近、読んだ本で非常に面白いビジネスモデルがありました。下着メーカーのトリンプのビジネスモデルです。
例えば女性がトリンプのオンラインショップでほしい下着があったとします。それを気になる異性におねだりメールを送り承認されると支払いは男性側、商品は女性側に送られるといったビジネスモデルです。これは男の妄想や下心をくすぐり商品購入に至らせるという男性側からすれば足元を見られているようななんとも言えないビジネスですね。
欧米では男性が女性に下着を送る風習があるとかでどうしても男性が下着売り場に行きづらいことからこのようなビジネスモデルが確立したようです。カップルであれば軽い心理戦のような展開になるのでしょうが、面白いビジネスだなと思いながらこの記事を読んでいました。ぜひ活用してカップル成立の一つの機会にしてほしいものです。これは価値提案は女性へのアプローチ手段・好感度を高めること、利益構造は商品の売上上昇といったシンプルなビジネスモデルではありますが、婚活サイトなどと提携して更に売上上昇・シェア拡大が図れるのではないかなと思いました。
その他、個人的に気になっているのはアマゾンのKDPサービスを活用したkindle電子書籍の自費出版などの代理業務をモデル化してみると面白いかなと思い注目してはおります。小説家を目指される方、同人出版をされていた方などには非常に興味深いサービスなのではないでしょうか。機会があればぜひ試行してみたいものです。
さてビジネスモデルを考えるにあたって考えなければいけない構造として次の要素項目があります。図の左側は価値創造の要素項目、右側は利益獲得・シェア拡大の要素項目としてそれぞれ項目に箇条書きでもよいので埋めていってモデル化をしていきます。
『ビジネスモデル構造』
- パートナー関係:ビジネスを実現する際のパートナー・提携業者
- 宣伝・マーケティング方法:製品・サービスPR手段・宣伝方法
- ビジネス達成への活動:ビジネス構造
- リソース:ビジネスリソース
- 価値創造:そのビジネスから創造される価値、付加価値
- 顧客との関係:顧客との関係性
- チャネル:流通チャネル・顧客獲得手段
- ターゲット顧客:ターゲット顧客層
- コスト構造:ビジネス実現のためのコスト構造
- 収入フロー:利益獲得方法、利益獲得フロー
私自身ビジネスのモデル化には常日ごろから意識して企業活動に取り組んでいきたいと考えています。
頑張っていきましょう。