上野の森美術館に訪問した後は国立西洋美術館で開催されている「ボルドー」展に。
ボルドー展では古代のボルドーからワインが栄え『月の港』と呼ばれた一大商業都市としてのボルドー港として発展して現在に至るまでの芸術作品が展示されており、悠久の時を流れる美と陶酔の都の在りようを魅せていました。
今回注目すべきはウジェーヌ・ドラクロワの『ライオン狩り』。
迫力ある筆使いで描かれており今にも襲いかかってきそうなライオンの躍動感と吼える表情には観るものを圧倒する迫力を持った絵画でしばらく立ち止まり魅入ってしまいました。
さて常時展では新しく常設展示絵画が増えており以前から楽しみにしていたヨハネス・フェルメールの『聖女プラクセディス』の本物が展示されている模様。この機会に拝見させていただくことに。
実際に間近で閲覧してみるとその絵画は聖女でありながら妖艶さと残酷さが感じられ神々しくも妖しく人々を魅了する作品のように感じられました。
そうしているうちに閉館時間。機会があればまた時間をとってゆっくりと絵画を鑑賞したいものです。良い休暇になりました。